天職の見つけ方

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天職の眠る場所


努力しなくてもなぜか最初からうまく出来る。
自分としてはただ普通にやっただけなのになぜか人から褒められる。

人の天職は大抵このような部分に眠っています。

自分に適性のない分野で努力することほど辛いものはありません。下りのエスカレーターに乗って一生懸命上に向かおうとするようなものです。適性のない分野で自分に努力を強いるのはほぼ自分への虐待です。

仕事の成功度、いや人生の成功度はいかに自分を上手に使いこなすか、にかかっています。
言い換えるなら、努力しなくてもうまく出来る分野で努力することです。

 

天職の眠る場所

 

 


自分の適性(強み)の見つけ方


では、どうすればそのようなものに出会えるか?
それは好奇心に忠実になりとにかくなんでも行動してみること、そして他人からフィードバックを貰う機会をつくること。これしかありません。

自分にとっての強みは自分にとって当たり前すぎてそれが特別であることに気づけません。
他人との比較の機会をつくることでしかその違いを認識することができません。

あなたの中の天才に気付ける機会をいかに多く持てるかがポイントです。

 

自分の適性(強み)の見つけ方

 

 


適性を判断する目を曇らせるもの


自分の適性を判断する目を曇らせるのは、対象への「好き」や「憧れ」といった感情です。「好き」という感情は時に自分の適性に関係なく抱きます。また「憧れ」という感情はもっと厄介で自分にできないことをできる人に抱きがちです。

たとえその分野で適性がなかった場合でも対象への「好き」や「憧れ」は解けない呪いのようになって、自分をその分野に引き止めてしまいます。

「好き」や「憧れ」を抱き続け何かに従事するのは、それはそれで幸せなのかも知れませんが、適性がなかった場合その仕事を通じて大きな成果を出すことはないでしょう。

自分の好きな分野で才能の無さを受け入れ、その分野を諦めることは辛く悲しいことですが、長い目で見れば人生をより良い方向に軌道修正するいい機会とも言えます。

 

適性を判断する目を曇らせるもの

 

 


諦めではなくピボット


日本では何かを続けることへの美意識がつよく、途中で方向転換をしようとすると、説得されたり時には批判されることが多くあります。

人生における方向転換を「諦め」と言うのではなく、「ピボット」と呼んではいかがでしょうか?
ピボットはスタートアップにつきものの概念で、企業経営の方向転換や路線変更を意味し、このピボットの末に大成功したスタートアップは数えきれません。

インスタグラムも当初は現在地や写真を共有できるソーシャルチェックインアプリとしてスタートしましたが、写真の撮影と共有に特化することで大成功を収めました。

これは個人のキャリアにおいても言えることです。ピボットにより停滞した人生を再び前進させることができます。

特定分野での不出来で自分の才能を全て否定する必要はまったくありません。
Aという分野での落ちこぼれが、Bという分野での天才にも十分なりえます。重要なのは自分の使いこなし方です。

努力しなくてもうまく出来る分野で圧倒的な努力をすることが成功の鍵であり、幸せに生きるコツです。

 

 

まとめ

努力しなくてもなぜか最初からうまく出来る。人の天職は大抵このような部分に眠っています。

適性(強み)を見つけるには、なんでも行動し、他人からフィードバックを貰う機会をつくること。

対象への「好き」や「憧れ」といった感情が、自分の適性を判断する目を曇らせる

Aという分野での落ちこぼれが、Bという分野での天才にも十分なりえる。重要なのは自分の使いこなし方です。

 

 

 

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