起業時考慮したい集客方法11選

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集客方法

 

「いいものさえ創っていれば、お客さんはわかってくれる」 「いいものさえ創っていれば、お客さんは見つけ出してくれる」

このような考え方を全て否定するつもりはありませんが、少し考え方が前時代的ですし、悠長すぎる感があります。
現代のように毎日新しい商品が発売され、夥しい量の情報が飛び交う状況では、簡単にその存在は埋もれていってしまいます。
どれだけ素晴らしい商品を持っていても、それを知って貰わなければ何も始まりません。自ら積極的に情報を発信し、集客を行う必要があり、商品力と集客力は経営の両輪となります。

では、どう集客していけばいいのでしょうか? こちらの記事では、起業時に検討したい集客方法についてご案内したいと思います。

 

ホームページでの集客

無店舗型ビジネスの場合、ホームページは特に必須の集客ツールですが、有店舗型でもその重要性は変わりません。ホームページがあることで、誰が、なぜ、どのよう商品を販売しているのか、丁寧に訴えることができます。

ホームページは文句も言わず365日24時間働き続けてくれます。利用しない理由はありません。

ただ、ホームページを開設すればすぐに集客できるというわけではありません。特にドメインを取得して間もない時は、乏しいアクセスしかありません。 そこで検討しないといけないのがSEO対策とリスティング広告です。

ホームページの重要性についてはこちらの記事でもご案内しています。

 

 

SEO対策

同じキーワードで検索を行っても、上位表示されるホームページとそうでないホームページがあります。その違いはグーグルが与えるそのホームページの評価にあります。

そこでグーグルの評価基準に沿うホームページに改善することで多くのアクセスを獲得していこうとする対策をSEO対策と言います。

SEOに関する具体的な方法は様々にありますが、CMSを採用したホームページなどで毎日キーワードを意識した記事を書くなどコツコツ努力しなければなりません。

SEO対策はホームページづくりの本質的な部分にアプローチする方法であるため、対策は難しく効果を発揮するまで時間がかかるものの、いざうまくいった場合、かなり大きな結果が期待できます。

 

 

検索連動型広告(リスティング)広告

検索エンジンの検索結果に、ユーザーが検索した検索ワードに連動して表示される広告です。特定のキーワードに対して広告を表示させることができるため、ユーザーの関心が高い時に広告を表示させることができ、集客に繋がりやすい特徴があります。

広告がクリックされた時点で料金が発生し、PPC(Pay Per Click)、リスティング広告、検索連動型広告、検索キーワード広告などと呼ばれます。日本ではGoogle広告Yahooの検索広告の2つがあり、主に検索結果の上部と下部に表示されます。

 

 

MEO対策

MEOとはMap Engine Optimizationの略で、簡単に言うとgoogle mapにおける検索結果で上位表示させることを言います。 言い換えるならば、「Googleマイビジネスを上位表示させること」といっても過言ではありません。

従って、MEO対策の最初の一歩はgoogleマイビジネスへの登録です。 適切な情報をgoogleマイビジネスに登録した後は、良い口コミを集めていくのが大まかな流れになります。

Google map上で「地区+業種」で検索された場合の表示結果に大きく影響するMEO対策はローカルSEOとも呼ばれ、地域でビジネスを行う場合には重要な施策になります。

MEOの対策方法についてはこちらの記事でもご案内しています。

 

 

SNSでの集客

FacebookやInstagram、twitterなどを用いて情報の発信を行い集客に繋げる方法です。当然どれも利用は無料であり、利用しない理由はありません。

ただ、それぞれのプラットフォームごとに特徴があるため、自分たちの商品やサービスと照らしわせ、最も効果の高いプラットフォームに注力するのが効果的です。

またSNSプラットフォームの趨勢は目まぐるしく変化しており注意が必要で、今後はさらなる動画の活用、特にショート動画の活用が課題となっています。

 

 

SNS広告

FacebookやInstagram、twitterなどのSNS内に表示させる広告です。日本におけるSNSの利用率は80%を超えているとも言われており、集客に当たっては欠かせないツールと言えます。リスティング広告ではリーチできない層にリーチが可能です。

どのSNSプラットフォームにおいても、少額から出稿が可能である上、多様な広告フォーマットがあります。また特にFacebookとInstagramは実名登録であるFacebookを基盤にターゲティングすることから、ターゲティング精度が高いのが特徴です。

 

 

プレスリリース

プレスリリースとは、TV、新聞、ウェブメディアなど報道関係者に対しニュース素材として使いやすいよう情報をまとめた文書のことを言います。担当者の目にとまれば、無料で取り上げてくれます。

特に、オンリーワン(日本or地域で唯一)、ナンバーワン(日本or地域で一番)、ファーストワン(日本or地域で初)は取り上げられる可能性大です。 特に新規店舗開店の場合、ローカルウェブメディアにほぼ100%取り上げてもらえるでしょう。

自分で各メディアの送付窓口を探し送付するのもいいですが、有料のプレスリリース配信サービスを使うのも効率的です。手間をかけず多くのメディアに送付を代行してくれます。有名なプレスリリース配信サービスとしては下記のようなものがあります。

PR TIMES
@Press
ValuePress!
共同通信PRワイヤー
News2u

プレスリリースは掲載されない可能性も高いですが、掲載された場合無料で大きな反応を得られるのが特徴です。

 

 

ポスティング、折り込みチラシ

ネットでの発信だけではどうやってもリーチできない層が存在するため、補完するオフラインの手段としてポスティングや折り込みチラシが挙げられます。

比較的安価で利用が可能で、特に近隣の高齢者を顧客ターゲットとして考えているのであれば、非常に効果的です。

一方、チラシ、フライヤーの作り込みと、エリア等のターゲティングが重要になります。

 

 

DM

外部の販売チャネルを通すことなく、直接顧客に訴求することができるため、アピールしやすく、厳選した情報を届けることができる方法です。

その反面、開封すらされない可能性がある上、良質の顧客名簿などを持っていない場合には、あまり良い費用対効果は期待できません。

良質の顧客名簿を持つこと、ターゲットを明確にし、デザインや提案内容などをしっかり作り込みことがDMを用いた集客の成功の鍵です。

 

 

路上のビラ配り

ビラを渡したい相手を選ぶことができるため、ターゲティング精度が高いのが特徴です。ただ、配布に要する人件費が高いため継続的に行うのが難しく、非効率になる可能性も高いのが現状です。

またすぐに捨てられてしまうことも多く、ティッシュとともに渡すなど何か工夫が必要です。

 

 

無料セミナー

ある分野の専門家として知見を提供することにより信頼が得られ、自然な形で受注に繋げることができます。また普段の営業であれば同時に一人か二人程度しか相手にすることができませんが、セミナーでは一度に多くの人を相手にすることができるため効率的です。

ただ、このセミナー自体への集客を安定的に行うのがそれほど簡単ではなく、セミナーへの集客に何らかの工夫が必要になります。

 

 

番外編

本文では紹介しきれませんでしたが、起業当初は知人友人からの紹介も大きな助けになります。いざという時に応援してもらえるような人間になること、人間関係を構築することは、起業に限らず皆さんの人生を豊かにしてくれます。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

オンライン、オフライン様々な方法をご紹介させて頂きました。これらの方法を適切に選び徹底して行えば、何らかのきっかけは掴めるのではないかと思います。

もしなんの反応も得られないということであれば、商品に問題があるのかもしれませんし、それぞれしっかり遂行できていないのかもしれません。結果が出ない時、多くの場合、戦略の差ではなく、遂行力に差があります。

 

 

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