カテゴリー:グラフィックデザイン
仕事上プレゼン資料をつくったり、簡単なチラシをつくる機会はあるけれど、デザインについて学習したことがなく、自信を持って取り組むことができない、そんなことはありませんか?
ここでご紹介するデザイン本を読むと、学校に行かなくても最低限のデザインの知識を身につけることができます。
私自身、「もっと早く読んでおけばよかった」そう思った本も少なくありません。
今回はデザインの初心者に向けて、分野ごとにその基礎が身に付く良書をご紹介します。どうすればデザインスキルが身につけられるかもう悩むことはありません。
デザインを基礎から学ぶなら絶対外せないデザイン本で、多くの人が薦めるベストセラーです。「目で見て楽しむ新しいデザインの本」とキャッチコピーにある通り、イラストや写真などを用いて解説され、デザインの基礎を感覚で理解していくことが可能です。
タイトルにある通りデザイナーでない人に向けたデザイン本ですが、デザイン本の定番です。デザインの4大原則をはじめデザインの基礎が学べます。
海外の著者によるものですので、多少日本のデザイン本と感覚は異なりますが、デザイナーを目指す人にもそうでない人にもオススメです。
ポスター、チラシから企画書、プレゼン資料までどんな仕事にも必ず役に立つデザインの教科書です。文字、色、写真、イラストなどデザインに必要な基本的知識が身につきます。
デザインの本らしくレイアウトが美しく、用語解説もわかりやすくてストレスなく読み進めることができます。
グラフィックワークから企画書、プレゼン資料まで、デザインに関する全般を扱っており、デザインの基本がわかる良書です。良いデザインに必要なのはセンスよりも、むしろそのロジックだということがわかります。
デザインとは何かといった概念的な内容から、レイアウト、配色、写真と図版、タイポグラフィなどのテクニックまで、デザイナーに必要な基礎知識が網羅されています。
また、印刷についても触れられており、デザイン業務の全体像を把握出来る内容になっています。
良いデザインを創るには多くのコツや要素が掛け合わされてようやくできるものです。本書はその中に掛け算のゼロを持ち込まないための本です。デザインの最低限のルールがわかります。
レイアウトに関する基本ルールとトレンドを身につけられます。レイアウトが大きなテーマになっていますが、デザインの基本も詰まっています。レイアウトとデザインの基礎が学べる一粒で二度美味しい一冊です。
WordやPowerpointに関する記述もしっかりあり、特に非デザイナーを意識した内容となっています。ルールを学ぶことで教育、ビジネスなど様々な場面でデザインの力を活用できるようになります。
余白のとり方やレイアウト、配色、フォント選びなどがわかるようになる一冊。 デザインにおいて、プロとそうでない人で大きく異なるのが余白の取り扱いです。伝えるために詰め込めば詰め込むほど、伝わらなくなるのは皮肉なものです。 余白があるから、情報は引き立ち、よく伝わるようになります。
色の使い方や合わせ方が直感と理論でわかるようになります。
色相、明度、彩度、トーン、色数値、面積比など、配色を構成している要素まで分解して解説してくれるため、「配色の魅力の理由」がわかり、デザイン制作にもすぐに活かせるようになります。
フォントに関するリテラシーを上げたい方に特にオススメですが、デザイン力も身につきます。
「けっきょく、よはく。」に続くデザイン本ですので、「けっきょく、よはく。」がうまくハマった方は読みやすいのではないでしょうか。
デザイナー、アートディレクターが知っておくべきタイポグラフィの基礎知識を、具体例とともに解説してくれます。
大量の具体例を見ながら基本から応用までタイポグラフィについて学べる教科書的な一冊。
実務上、絶対に必要なIllustrator & Photoshopについて手を動かしながらその技術を学ぶ本です。文章と写真で手順が丁寧に解説されており、操作中に迷子になることがありません。 操作手順、デザインの考え方、画像、完成データまで、学習する上で必要な情報とデータが「全部」そろっています。
Adobe Illustrator解説動画「本日のイラレ」の書籍版です。
イラレ使いに長けていない人からベテランまで、役立つテクニックが満載で、豊富な図説によりイラレスキルが一段上がります。
ユニクロ、楽天などのアートディレクションを手がけるトップクリエイター佐藤可士和さんがデザインを通じてどう問題を解決しているのか、その思考をインストールできます。
整理という観点から説明がなされており、デザイナーを目指す方であれば一度は読んでおきたい一冊です。
「くまモン」の生みの親でもあり日本を代表するデザイナー水野学さんによる「センスの教科書」で、センスの身につけ方がわかります。 センスは生まれもってのものではなく、知識からはじまるという前提にたち、その方法論を提供してくれています。
最近だと東京オリンピックの聖火台や東急ハンズのロゴマークを手がけるなど、グローバルに活動するデザイナー佐藤オオキさんによる著書。再現性の高い問題解決の手法を紹介するというよりも、佐藤オオキさんの思考法を学べるというタイプの本です。
今回ご紹介するデザイン本は全て良書でオススメですが、レベル、好みにより知識の吸収しやすさは変わってきます。
amazonではほぼ試し読みができるので、少し中身と雰囲気をチェックしてからご購入されることをオススメします。
ワンストップで様々なツールの作成が可能です