インフォグラフィックとは?その制作手順とツール

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説明を尽くしたチラシをつくったけれど、文字だらけになってしまい、誰もチラシを手に取ってくれない。
或いは、文章にして丁寧に説明すればするほど人に伝わらなくなった。 こんなご経験は有りませんか?

今回ご紹介するインフォグラフィックを用いれば、複雑な内容も以前より簡単に内容が伝わるようになります。

今回の記事では、インフォグラフィックのメリット、デメリットとともにその制作方法についてご案内します。

 

 


インフォグラフィックとは


インフォグラフィックとは複雑な情報をデザインを用いて、わかりやすくまとめたものを言います。言わば「情報の視覚化」であり、地図や電車の路線図などはインフォグラフィックの代表例と言えます。

 

 


インフォグラフィックのメリット


簡単に内容を理解してもらえる

情報の全体像を押さえ、無駄な情報を削ぎ落とすため、簡単に内容を理解してもらえます。 また、情報の全体像を押さえ、本当に必要な情報だけを残し、その繋がりを明確にする行為は抽象化思考そのものであり、物事の本質を理解できるようになります。

 

インスタグラムと相性が良い

画像中心のSNSであるインスタグラムにおいて情報を視覚的に伝えることができ、拡散性が高まります。

 

 


インフォグラフィックのデメリット


制作に時間がかかる

簡単に内容を理解してもらうためには、何よりも内容の理解が必要になる上、それを効果的に表現しなければなりません。正確に「理解」し、適切に「表現」できていないと誤った情報を伝えることになり、正確な「理解」適切な「表現」ともに時間を要します。

 

一定のスキルが必要

図やイラストといったデザインを用いて情報を表現するため、一定のデザインスキルが必要になります。また、情報の全体像を押さえ、本当に必要な情報だけを残す、という抽象化思考に関するスキルも必要です。

 

 


インフォグラフィックの種類


相関図、フローチャート、年表、地図、ピクトグラム、グラフ・表(比較、リスト、循環、階層構造、マトリックス、ピラミッド)など、インフォグラフィックにはある程度パターンがあります。慣れるまではこれらを参考にして制作を始めるといいでしょう。

 

 

 

 


インフォグラフィック作成の流れ


1.情報を集め内容を理解する

正確に情報を伝えるには何をおいても正確な理解が必要であり、正確な理解には良質の情報を収集しなければなりません。

 

2.伝えたいメッセージを明確にする

情報の全体像を押さえ、本当に必要な情報だけを残します。引き算の発想で不要な情報を削ぎ落として行くのがコツです。 また下記に示すフレームワークを用いると一定の視点を持って情報を整理でき、伝わりやすくなります。 情報が整理されてくると、誰にどのように伝えるべきかが、なんとなく見えてくると思います。

 

3.デザインへの落とし込み

伝えたいメッセージに沿ってデザイン表現を探ります。インフォグラフィックにはある程度パターン(相関図、フローチャート、年表、地図、ピクトグラム、グラフ・表)がありますので、初めのうちはそのパターンの中から選ぶといいかも知れません。 また下記サービスには多くのテンプレートがありますので、それらを使ったり参考にするのもいいでしょう。

 

 


インフォグラフィック作成に使えるサービス


どのサービスもテンプレートが充実しているうえ、ほぼドラッグアンドドロップで制作を進めることができデザイナー以外の方でも使いやすい仕様です。 ただ、無料ユーザーはダウンロード回数が限られていたり、ダウンロードできなかったりします。

 

 

 


弊社でのインフォグラフィック作成例


 

 

 

 

 

 

 

まとめ

・インフォグラフィックとは複雑な情報をデザインを用いて、わかりやすくまとめたものを言います。

・インフォグラフィックのメリットは簡単に内容を理解してもらえる点とインスタグラムと相性が良い点。デメリットは制作に時間がかかる点と制作に一定のスキルが必要な点。

・インフォグラフィックには相関図、フローチャート、年表、地図、ピクトグラム、グラフ・表(比較、リスト、循環、階層構造、マトリックス、ピラミッド)などの種類があり、慣れるまではこれらを活用する。

・インフォグラフィック作成の流れは、1.情報を集め内容を理解する、2.伝えたいメッセージを明確にする、3.デザインへの落とし込み

 

 

 

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