一般的に言われる経営資源
・人
・モノ
・カネ
・情報
について、大手有名チェーン店と個店を比較した場合、あらゆる面で個店が劣ることは火を見るよりも明らかです。
ですが、個店にとって足りないもの劣るものを見ても、解決することは多くありません。
個店にとって取り組むべきは、個店にしかできないことを伸ばすことです。
見るべきなのは、有名チェーン店と個店を比較して個店が優っている部分です。
では、それは何か、ということですが、
それは「オーナーの顔が見える」ことだと私たちは考えました。
多くの個店の場合、そのお店はオーナーが人生をかけて経営しており、△△と言うお店を◯◯さんが経営しているなら、△△イコール◯◯さんと言う関係が成り立ちます。
ならば、このポイントを伸ばさない手はありません。
つまり、オーナーの存在を経営資源として積極的に使うということです。
もっと簡単に言うなら
△△というお店にいる◯◯さん、という状態ではなく
◯◯さんのいる△△というお店、という状態を”もっと”つくる
と言うことです。
そこで始めたのが宇治の方程式 似顔絵ショップカードです。
簡単に言うと、宇治の方程式 似顔絵ショップカードはここまでに取材させて頂いた方の似顔絵を名刺サイズのカードにしたものです。 似顔絵は例のごとく宇治のイラストレーター、ヤマシタエミさんにお願いし、デザインは弊社で行なっています。
つくりは
表面:オーナーの似顔絵とそのオーナーに関する宇治の方程式の記事につながるQRコード
裏面:宇治の方程式のトップにつながるQRコードというつくりです。
宇治版、プロ野球チップカードみたいなものだと考えて頂くとわかりやすいかもしれません。 実は既にいくつかの飲食店などに実験的に設置頂いており、いい感触を掴んでいます。 フリーペーパーと同様に今後設置頂ける場所を増やしていきます。
もちろん、このプロジェクトは宇治の方程式が行う以上、単なる慈善事業でやる筈もなく、宇治の方程式のプロモーションの一環としてやっています。 ただ、このプロジェクトは、宇治という街にとっても、飲食店オーナーにとっても、宇治の方程式にとっても全てメリットがあると思っています。
設置各店には極力近くにある店舗のカードを複数置いて頂くようにしていますので、色んなお店と人を知る機会が増える (ベリーファームさんなどではその後の観光案内を目的としてコーナーを作っておられますので、その後の観光として利用できそうなお店をこちらで抜粋し置いて頂いています。)
ベリーファームさん
先日の宇治商工会議所での交流会ではブースを設けてフルラインナップさせました
・宇治の方程式側で色んなお店にカードを設置してもらっていますので、知らない間にお店のプロモーションになっている。
・カードが常連の方などとの話のネタになる
・QRコードで自店に関する記事を読んでもらえる(ファンになってもらいやすい)
・プロモーション効果
(宇治の方程式カードをオーナー自らが話のネタにとして配って下さることが多く口コミ効果が生まれる、カードをSNSへ投稿して下さる方がいる)
・QRコードを読み取って下さることでサイトへのアクセスが増える
etc…
これも実験的な試みですのでどこまでうまくいくかわかりませんが、ひとまず40種類まで増やしていきます。 飲食店などで見つけた場合には、可愛がってやって下さい。
ワンストップで様々なツールの作成が可能です