カテゴリー:ウェブマーケティング
昨今のビジネス環境においてインスタグラムが強力なマーケティングツールであることに疑いの余地はないと思います。
ですが、毎日インスタグラムに投稿を続けているけれど、フォロワーも増えず一向に反応が得られない、そうお悩みの方も少なくありません。 毎日投稿しているにも関わらず、その努力に見合った結果が得られない場合、続けるモチベーションもなかなか湧いてきません。
そこで今回はインスタグラムのアルゴリズムとその攻略方法をご案内したいと思います。 今回ご紹介するインスタグラムのアルゴリズムを確認したうえで投稿するようになると、状況は随分変わるはずです。
Contents
インスタグラムのビジネスモデルは、広告出稿者に広告代を支払ってもらい、プラットフォームにおいてその広告を表示させ、ユーザーには無料で利用してもらうという立て付けになっています。
このようにインスタグラムのビジネスモデルが広告に依存している以上、インスタグラムはユーザーにできるだけ長くプラットフォームに滞在してもらい、頻繁に訪問して貰いたいという考えが根底にあります。
そこでインスタグラムはユーザーに少しでも長く滞在して貰うため、頻繁に訪問して貰うためユーザーの関心に沿うよう投稿を一定の基準に基づいて並び替えて表示しており、その表示基準をアルゴリズムといいます。
フィード、発見タブ、リールではそれぞれ個別のアルゴリズムが使われており、このアルゴリズムへの理解がインスタグラム攻略の鍵となります。では、フィードとストーリーズ、発見タブ、リールについてそれぞれ見ていきましょう。
フィードやストーリーズに表示されるのは、基本的にユーザーがフォローしている人の投稿です。ただその中でも優先的に表示される投稿とそうでない投稿があり、それを分けるのが下記のような基準です。
・投稿への滞在時間
・コメント
・いいね
・保存
・投稿者のプロフィール写真をタップする
インスタグラムは上記5つのアクションを重要なシグナルと認識した上で、ユーザーと投稿者の関係性、ユーザーの関心と合うか、投稿が関連付けられた地域などを掛け合わせ表示順位を決定します。
発見タブはユーザーがフォローしていない人の投稿が表示される言わば「出会いの場」で、利用者のためにインスタグラムが写真や動画をお薦めしてくれます。
・いいね
・コメント
・保存
・シェア
などで、これらはフィードやストーリーズよりもはるかに重視されます。
そして上記に加え、そのユーザーがどのような投稿にいいね、保存、コメントしてきたかを照らし合わせ表示されます。
表示される投稿はフォローしていないアカウントによるもので、利用者の興味に基づいて投稿が表示されます。 これらの点においては発見タブと同様ですが、リールでは更に「楽しさ」が重視されます。リールの目的は、見て楽しんで貰うことにあります。
・リールを最後まで見る
・いいねする
・「楽しかった」または「面白かった」とコメントする
・音源ページに移動する
また、その動画の解像度、フレームレート、音源、動画の人気、投稿者の人気も考慮されます。
そして上記に加え、ユーザーが最近いいねまたはコメントしたアクションに基づき、関連が高そうなコンテンツが表示されます。
上記アルゴリズムを考えると、インスタグラムをビジネス活用したい投稿者にとって気をつけておくべきポイントが何点か見えてきます。それは
・滞在時間を長くする工夫
・コメントしてもらう工夫
・いいねをもらう工夫
・保存してもらう工夫
・投稿者に興味を持って貰う工夫
で、リールの場合は更に、最後まで見てもらうこと、動画の解像度、フレームレート、音源への工夫も加わってきます。
これらの要素を実現するための細かなテクニックは色々あると思いますが、突き詰めると その投稿がユーザーにとってなんらかのベネフィット(得する、損しない、楽しい、嬉しい、面白い、共感する、勉強になる、カワイイ・・・)があるかどうか、ということになると思います。
どこの誰ともわからない人の「オレ日記」みたいな投稿に、いいねや保存をする人はまずいません。 インスタグラムのビジネス活用を考える場合、まずはユーザー視点に立ち、その投稿がユーザーになんらかのポジティブな影響を与えるかどうか客観視する必要があるでしょう。
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