ロゴマークは企業をあらわす言わば顔のようなもので、企業活動において極めて重要な役割を果たします。
ロゴデザインのタイプには、図案を用いてデザインされたシンボルマーク、名称を文字で表現したロゴタイプ、それらを合わせたものがあり、通常企業の理念や使用目的などに基づきデザインを行います。
その存在を知ってもらい認知させるには、様々な媒体で宣伝を行うと思います。そして、消費者にはそれらの活動が同じ団体による一貫した一つの活動であることを直感的にわかって頂く必要があります。そこで必要になってくるのがロゴマークです。
様々な媒体における宣伝が、ロゴマークにより繋がっていくのです。ロゴマークがどの媒体における活動にも露出していることで、ブランド認知が進み、広報活動がより効果的になります。
最近では、効果的な広報活動を行うために、ロゴマークは会社ロゴだけでなく、イベントロゴ、商品ロゴなどあらゆる場面で活用されています。
目の前に二つのコーラがあったとします。一つはペプシ社のコーラ、もう一つは聞いたことのないブランドのコーラ。皆さんならどちらのコーラを選ぶでしょうか?多くの方はペプシ社のコーラを選ぶのではないでしょうか。
理由は色々あると思いますが、その差は、やはりペプシ社のコーラを知っていたということが大きいのではないかと思います。 繰り返しロゴマークを見ることにより認知が進み、ブランドを知ることになります。それがいつしか安心感、信頼感に変わり、その商品を選ぶ理由になっていきます。
ブランドは、良質の羊や牛などを販売する売主がその違いを明確にするために行った焼印(burned)が語源になっていると言われます。 現代のように多くの商品が溢れるような時代には、さらにその商品が自社のものであることを示す必要があります。
良質の商品を販売する会社にとっては他社との違いを明確にし、その品質をわかりやすく示すことができるのがロゴマークです。どれだけ良質の商品を作っていてもそれをわかりやすく消費者に示すことができなければ、差別化することができません。
新しい商品を開発した時、会社のブランド力がない場合、その商品のプロモーションを一から行わなければなりません。しかし、その会社にブランド力がありロゴマークを通じてそれを示すことができれば、その商品のプロモーションコストは大幅に削減することができます。
特に同じように見える商品が並んでいたとしても、知っているロゴマークが入っていることにより品質を保証することができ、その商品を選ぶ理由を与えることができます。
封筒、名刺、商品、ウェブサイト、フライヤーetc、ブランドと消費者の接点は様々あります。これらの接点におけるイメージを統一させることによりブランド力は向上していきます。
また外部に対する企業イメージの統一だけでなく、内部社員に対して社内意識の統一などにも有効です。
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